読書中のメモ

読書メモ「道は開ける」(カーネギー)

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読みながら傍線を引いた個所の一覧です。
この本は他所からの引用句が多いのですが、引用元の紹介は省いています。

傍線リスト

”もし君が人に何かを教えようとするなら、彼は決して学ぼうとしないだろう・・・知識は活用されて初めて心に残るのである”(p.20)

”明日の準備をする最良の手段は、諸君の全知全能を傾け、あらゆる情熱を注ぎ、今日の仕事を今日中に仕上げることである”(p.27) (さらに…)

「花物語」(吉屋信子)(途中)

前に少し触れた吉屋信子の「花物語」の下巻を読んでいるところだけれど、その中に”黄薔薇”という話が入っている。相手への思いが昂じて「一緒にアメリカの大学へ留学しましょう」と約束するあたりは吉屋信子の価値観が表れているようで面白い。結局は片方が両親の強制によって結婚することになり二人の夢は実現しないのだけれど、そこでもその両親を「結婚をもって唯一の女性の最後の冠とのみ思い詰めている親・・・」と批判して当時の価値観を秀逸に表現している。

今読んでいる本(20101125)

今読んでいる本

「戦争と平和」(トルストイ)

ピエールやマリアを通した生活とか神性への考察とか、ソーニャやナターシャの恋愛に対する純真な姿勢が印象的。

「深い河」(遠藤周作)

8年ぶりに読み返しているけれど、こんなに芯のある小説だっけ、といった印象。以前は、登場人物ごとに話が別れているのが統一感を欠いているように思えて、背景に流れている主旋律がぼやけていたのかも。それに、モーリアック全集を読んだりして、遠藤作品の雰囲気をあらかじめ了解している事も助けになっているような気がする。あと、仏教的な雰囲気というか、やはり三浦綾子さんのキリスト教とは少し異質な気がする。

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