Viktor Emil Frankl

「夜と霧」(V.E.フランクル)

題名:夜と霧
著者:VE.フランクル
訳者:霜山徳爾(しもやま とくじ)
発行所:(株)みすず書房

ユダヤ人の心理学者フランクルが、アウシュビッツに収容されてから、連合軍によって解放されるまでの体験を、自身の思想を織り交ぜて綴った作品。

精神の自由と内的な豊かさをもった“繊細な性質の人間”がしばしば頑丈な身体の人々よりも収容所生活をよりよく耐え得た。と語る彼の文章は、学術書というよりは体験談に近く、心理学に興味のない方でも普通に読むことができます。困難な状況の中で、意志的・精神的なスタンスを持って生きることの大切さを語った作品です。

Top