オープンソースのBIシステム、PentahoをAmazonEC2上のCentOSにインストールするメモ。
以前の投稿にある、Javaのインストールを済ませておく必要があります。
ポートの解放
今回利用するPentahoはコミュニティーエディションなので、8080ポートと8099ポートを利用します。
(エンタープライズエディションは別のポートを利用しているらしい)
(この記事のデモを動かすだけなら8080だけでOK)
今回利用したAmazonEC2のAMIにはsystem-config-firewallが入っていなかったので次の手順でインストール。
>yum install newt-python
必要なライブラリ(snack)のインストール
>yum install system-config-firewall
本体のインストール
>system-config-firewall
キャラクタベースの設定画面で
ポートの8080/tcp,8099/tcpを空ける。
AmazonEC2の場合「Security Groups」の設定でも同ポートを空けておく。
PentahoのBIサーバをダウンロードして実行
http://sourceforge.jp/projects/sfnet_pentaho/releases/
から
biserver-ce-4.8.0-stable.tar.gz
をダウンロードしてサーバーに転送
解凍
> tar xvzf biserver-ce-4.8.0-stable.tar.gz
環境変数を設定
> ~/biserver-ce/set-pentaho-env.sh
BIサーバを起動
> ~/biserver-ce/start-pentaho.sh
デモ画面を表示
http://ホスト名:8080/pentaho に接続
(初回表示でエラーになったり、接続に時間がかかる(数分以上)場合がある。繰り返し上のアドレスにアクセス)
(サーバーに繋がらないなどのエラーが出た場合はファイアーウォールの設定などをチェックする)
デモユーザでログイン
ID:joe
PASSWORD:password
(初回時に英語でも、一度ログアウトして再ログインすると環境変数を読んで日本語表示に)
せっかくなのでBIのキューブを表示
「New Analysis」を押して、スキーマ、キューブ共に”SteelWheels“を選択して
「OK」を押下。
デモ用のキューブ画面 SteelWheelsという架空の会社の売り上げデータが入っている。
以上